ITS / 情報セキュリティ

バックナンバー/2016年7月

英交通研究所、MITのアライアンスに参加

(2016.07.26) eu-flag us-flag

 

英国交通研究所(TRL)は26日、マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータサイエンス・人工知能研究所(CSAIL)アライアンスプログラムに参加したことを発表した。このアライアンスには Apple、Google、BP、Intel、BT、BAE Systemsなどの企業が参加しており、TRLは人工知能、ロボティックス、機械学習の分野における研究でMITとの協力を深める。

 

アライアンスへの参加により、TRLは今後、MITの最大の研究施設である CSAIL および、ロボティックス、自然言語処理、ネットワーク、データベース、暗号化、ウェブサイエンスなどの研究グループへアクセスできるようになる。

 

TRLのNick Reed氏は、「我々は、自動交通システムや自動走行車に関する進行中の研究プログラムにおいて、CSAILやパートナーとコラボレーションすることを楽しみにしている」と述べている。

 

ソース: TRL ‘TRL joins MIT CSAIL Alliance Program’

 

BMWとドイツテレコム 車内での高速インターネットを可能に

(2016.07.22) eu-flag

 

BMWとドイツテレコムが、車内での高速インターネットを可能にするための新たなソリューションを導入した。

 

BMW ConnectedDrive のユーザーを対象に導入されたこの新たなソリューションでは、ドイツテレコムのHotSpot Drive というWi-Fiホットスポットを使い、最大10台のデバイスを高速インターネットに同時接続することが可能になる。車両には通常のSIMカードとは異なりOTAでアップデートが可能なeSIMが組み込まれ、LTEネットワークに接続する。

 

このWi-Fiホットスポットテクノロジーは2015年10月、新型7シリーズに初めて導入された。今後他のモデルでも順次利用可能になる予定。

 

ソース: Deutsche Telekom ‘Deutsche Telekom moves the motor car onto the data highway’

 

 

ダイムラー 準自動走行バスを披露

(2016.07.18) eu-flag

 

ダイムラーは18日、都市での走行を想定した準自動走行バスを公開した。

 

 

Mercedes Benz Future Bus を名付けられたこのバスでは、CityPilot と呼ばれる都市バス向けに開発された自動走行技術が使用されている 。CityPilot は信号機と通信を行って交差点の安全な通行を可能にしたり、路上の歩行者を認識して自動でブレーキをかけるなどの機能を有する。バス停にも自動で接近し、ドンネル内を走行することも可能。

 

ダイムラーは、オランダのアムステルダム・スキポール空港からハールレムの町まで続く約20kmのBRTルートで、Future Bus を使ったデモ走行を実施した。

 

ソース: Daimler ‘World premiere: Mercedes-Benz Future Bus with CityPilot – a milestone on the way to the autonomous city bus, and a revolutionary mobility system for the future’

DeNAとヤマト運輸 自動運転による物流サービスに向けた実用実験

(2016.07.20) jp-flag

 

DeNAとヤマト運輸は20日、自動運転を活用した物流サービスの開発を目指し、実用実験の実施にむけた計画策定に合意したことを発表した。

 

「ロボネコヤマト」と名づけられたこのプロジェクトでは、DeNAのIT技術を活用した自動運転関連のサービス設計ノウハウとヤマト運輸の物流ネットワークを組み合わせることで、より利便性が高く、自由な生活スタイルを実現する物流サービスを目指す。

 

実施期間は 2017年3月より1年間を予定しており、「オンデマンド配送サービス」と「買物代行サービス」の2種類のサービスを実験予定。

 

ソース: ヤマト運輸 ‘DeNAとヤマト運輸が自動運転を活用した次世代物流サービスの開発に向けた「ロボネコヤマト」プロジェクトを始動’

ホンダとソフトバンクがAI分野で共同研究 自動車による人の感情読み取りを可能に

(2016.07.21) jp-flag

 

ホンダとソフトバンクは21日、AI分野で共同研究を実施することを発表した。ホンダの研究開発子会社である本田技術研究所とソフトバンクの協力により、AI技術「感情エンジン」のモビリティへの活用を目指す。「感情エンジン」はソフトバンクグループ傘下のcocoro SB株式会社が開発したAI技術で、機械自らの感情を擬似的に生成する機能を有する。

 

今回の共同研究では、運転者との会話音声や自動車に搭載された各種センサー・カメラなどを通じて取得した情報をもとに、車が運転手の感情を推定することを可能にする。さらに車自らも感情をもって対話するようになる。

 

ソース: Honda ‘ソフトバンクとAI(人工知能)分野で共同研究を開始 -AI技術のオープンイノベーションを強化-‘

英Oxbotica、自動走行ソフトウェアSeleniumをローンチ

(2016.07.15) eu-flag

 

イギリス・オックスフォードに拠点を構えるテクノロジー企業 Oxbotica は15日、自動走行ソフトウェア Selenium をローンチした。

 

 

Seleniumは一般道や高速道路のほか、歩行者エリアでも機能し、GPSに依拠していないため室内や地下での走行も可能。一般車だけでなく、キャンパスや空港を走行する自動走行ポッド、倉庫のトラクなど、あらゆる車両に対応できるよう設計されている。

 

このソフトウェアは、グリニッジで進行中の自動走行プロジェクトGATEwayやミルトン・キーンズのLUTZ Pathfinder自動走行ポッドプロジェクトなどで使用される。

 

ソース: Oxbotica ‘UK Tech firm Oxbotica accelerates away with launch of ground-breaking driverless vehicles software’

 

HEREとSBDが共同で白書を発表 自動走行社会に向け業界の連携強化を呼びかけ

(2016.07.19) eu-flag

 

地図プロバイダのHEREと自動車テクノロジーのリサーチコンサルタントSBDは19日、自動走行車が交通渋滞に及ぼす影響を検証した白書を発表した。この白書の中で両社は、高度な自動走行技術の導入は中期的には交通渋滞を悪化させる可能性があると指摘。この問題を克服するためには、自動走行社会へのシームレスな移行に向けて、自動車業界が連携を強化させる必要があると主張した。

 

この白書によると、自動走行が渋滞に当たる影響を左右するファクターとして、自動化のレベルと普及率の2つがあるという。ベーシックなレベルの自動化は交通渋滞を多少緩和させうるが、普及率が低いまま自動化のレベルが高まると渋滞に悪影響を与える可能性がある。

 

この移行期間における渋滞増加を抑えるため、白書では、全自動車業界に対し、各車両がそれぞれ別々に機能する自走システムから、データフォーマットを標準化し、あらゆる車両やインフラがオープンに情報を共有する「協調自動走行車」システムへと移行することを呼びかけている。

 

白書はここから入手可能。

 

ソース: HERE ‘Industry collaboration the key to avoiding autonomous driving traffic congestion – HERE and SBD whitepaper’

AudiのADAS開発にVector Softwareのプラットフォームを採用

(2016.07.14) us-flag eu-flag

 

アメリカのソフトウェア企業 Vector Software は14日、同社のソフトウェア検証自動化プラットフォーム VectorCAST が、AudiのADASプラットフォームzFASを開発するTTTech Computertechnik AGに採用されたことを発表した。

 

オーストリアに拠点を構えるTTTechは、Audi向けに、さまざまなADAS機能を統合するECU「zFAS」を開発している。TTTechは、zFASのすべてのマイクロコントローラがISO26262のASIL Dレベルまで準拠することを確保するためのツールとしてVectorCASTを活用する。

 

ソース: Vector Software ‘TTTech Selects VectorCAST as Software Tools Source Within the Development of Autonomous Driving Systems’

 

 

 

 

 

 

Ford 3D地図テクノロジーのスタートアップに投資

(2016.07.15) us-flag

 

自動走行向け3D地図テクノロジーのプロバイダー Civil Maps は15日、660万ドルの資金を調達したことを発表した。シードラウンドとなる今回の資金調達では、Motus Ventures、Ford、 Wicklow Capital、 StartX Stanford、そしてYahooの共同創始者であるJerry Yang氏のベンチャーファンドAME Cloud Venturesが投資を行った。

 

スムーズで安全な完全自動走行の実現をミッションに掲げるCivil Mapsでは、LiDARやカメラ、その他車載センサーからの3Dデータを、完全自動走行用の地図情報へと変える人工知能ソフトウェアを開発している。

 

ソース: Civil Maps ‘Civil Maps Closes Seed Funding Round Led by Ford, Motus Ventures’

参考: Civil Maps

ZF 仏レーダー施設に290億ユーロの設備投資 部分的自動走行のデモも実施

(2016.07.13) eu-flag

 

ドイツの自動車サプライヤーZFは13日、フランス西部ブレストにあるレーダー施設に約290億ユーロの設備投資を行うことを発表した。この投資は次世代のレーダーセンサー開発のための設備や、倉庫の拡張に利用される。

 

ブレストではZFのレーダーシステムの設計、組み立て、検証まで行っており、現在は1年間で約30万ユニットが生産されている。ZFはこの生産数を2020年までに100万以上に拡大することを目指している。

 

またブレストでは、ZFのレーダーAC1000 を使った部分的自動走行技術のデモンストレーションを実施。高速道路の複数車線上で利用可能な「ハイウェイ・ドライビング・アシスト・マルチレーン」が披露されている。

 

ソース: ZF ‘ZF Invests Further in Radar Facility in Brest, France’

ZF ‘ZF demonstrates advanced partially automated driving functions’