ITS / 情報セキュリティ

バックナンバー/2016年6月

スイスの自動走行シャトルが公道でのトライアルを開始

(2016.06.23) 

 

スイスのバス会社PostBus が、当局から自動走行シャトルの公道トライアルを実施する許可を与えられたことを発表した。

 

プロジェクトが発表されたのは昨年12月だが、これまでテスト走行の実施場所は私道に限られていた。今回スイス連邦道路局とヴァレー州道路国通局からの許可が得られたことで、ヴァレー州シオン市での公道テスト走行が可能となった。テストは2017年10月まで実施する予定。

 

オペレーション、安全、および自動走行シャトルのメンテナンスについては PostBus が責任を負い、それぞれのタスクに専門のスタッフを任命する。オペレーションマネージャーの指揮のもと、テレオペレーターがフリートマネージメントシステムを使ってシャトルのオペレーションを担当する。必要に応じてテレオペレータが遠隔で車両を停止することも可能。また走行中は訓練を受けたセーフティドライバーが常に乗車し、オペレーションのモニタリングや乗客の安全確保を担当する。セーフティドライバーは車内に備え付けられた緊急ボタンを使ってシャトルを停止することも可能。

 

運行サービスの利用は無料で、第1フェーズでは火曜から日曜の午後に運行を行うが、天候や道路状況、イベントや道路工事の有無などによって実際に運行を行うかを決定する。運行時間は今後拡大していく予定。

 

ソース: PostBus ‘Start of public testing of autonomous shuttles’

 

米軍とミシガン州運輸省がV2I技術をテスト

(2016.06.24) us-flag

 

アメリカ軍の研究開発センターTARDECとミシガン州運輸省(MDOT)は、州間高速道路69号線で、ハイウェイ通信技術のテストを実施した。このテストは、軍の幹線輸送車両の自動オペレーションの実現に向けた第一歩と位置づけられている。

 

 

軍のトラックとMDOTが設置した路肩ユニットの間の通信などが検証され、このテクノロジーの能力、そして自動走行テストに必要なインフラに関しMDOTが十分な知識を有していることが実証された。

 

ソース: MDOT ‘I-69 highway communications technology testing a success’

Boschがイスラエルにリサーチオフィスを設立

(2016.6.22) eu-flag 

 

Boschは22日、イスラエル・テルアビブにリサーチオフィスを設立したことを発表した。現地の科学機関や大学と協力関係を深め、また機械学習、ロボティックス、サイバーセキュリティ、コネクティビティ、IoTなどの分野に取り組む革新的なスタートアップを探し出すことを目的とする。

 

またRobert Bosch Venture Capital GmbH (RBVC) もテルアビブにオフィスを構えており、テクノロジーセクターのスタートアップへ投資を行っている。RBCVは世界中の30数社に投資を行い、そのうち5社がイスラエルの企業だという。有望なスタートアップに投資をすることで、破壊的イノベーションに早い段階でアクセスできるようになるという。

 

 

ソース: Bosch ‘Bosch establishes research office in Tel Aviv’

 

 

BMWグループ、MINIとロールスロイスの自動走行コンセプトを発表

(2016.06.16) eu-flag

 

BMWグループは、3月に発表したBMW VISION NEXT 100 に引き続き、MINIとロールスロイスの自動走行コンセプトをロンドンで発表した。

 

MINI VISION NEXT 100は、「Every MINI is my MINI」をモットーに、いつでも好きなときにMINIを呼び出すことができ、かつユーザーの好みに合わせてパーソナライズすることのできる、革新的なカーシェアリングを想定している。

 

一方ロールスロイスのコンセプトは、バーチャルアシスタントの「Eleanor」が車両の自動運転だけでなく、走行中のユーザーのあらゆるニーズを満たす、新次元の高級車を想定している。

 

ソース: BMW ‘BMW Group THE NEXT 100 YEARS. “Iconic Impulses. The BMW Group Future Experience.”’

英カタパルトと交通研究所が戦略的コラボレーション

(2016.06.14) eu-flag

 

英国交通研究所(TRL)とインテリジェントモビリティのためのイノベーションセンター、トランスポート・システム・カタパルトが、イギリスにおける先進交通システム導入の加速に向け、戦略的コラボレーションを結んだことを発表した。

 

このコラボレーションの主な目的は、イギリスのインテリジェントモビリティの研究及び評価ベースを団結し、共通ビジョンに向けて取り組むことを確実にすること、次世代の交通システムの実現に必要な技術者を呼び込み、また育成すること、そしてイギリスの交通産業への更なる投資を呼びこむことにあるという。

 

また両者の持つノウハウやリソースを集結することで、実環境及びバーチャル環境における先進交通システムの大規模なデモンストレーションが可能になり、先進交通システムやモビリティサービスの発展をサポートするという。

 

ソース: TRL ‘TRL and TSC outline collaboration to boost Intelligent Mobility in the UK’

 

PSAグループ、コネクテッドカーのセキュリティでSafranと共同

(2016.6.14) eu-flag

 

PSA・プジョーシトロエンが、コネクテッドカーのセキュリティのため、セキュリティソリューションを扱うフランスの Safran Identity & Security社と提携した。

 

Safran Identity & Security社が発表したプレスリリースによると、同社の電子署名プラットフォームは、コネクテッドナビゲーションシステムや自動テレマティックボックス(ATB)に使われるソフトウェアの真正性や完全性を保証するという。PSAのサプライヤーがコネクテッドナビゲーションシステムやATBに付すデジタル署名では、このプラットフォームが採用される。

 

ソース: Safran Identity & Security ‘Safran partners with the PSA Group for the security of connected vehicles’

GM、カナダでの自動走行開発を拡大

(2016.06.10) us-flag ca-flag

 

ゼネラル・モーターズは10日、カナダにおけるエンジニアリングとソフトウェア開発の取り組みを拡大することを発表した。同社は今後数年かけて、カナダのエンジニアリング・ベースおけるポジション数を約1000まで増やす予定。

 

新たなGMカナダの取り組みは、自動走行車のソフトウェアおよびコントロール開発、アクティブセーフティおよびビークルダイナミクステクノロジー、インフォテインメントおよびコネクテッドカーテクノロジーなど、コネクテッドカーや自動走行に関わる分野にフォーカスする。

 

この拡大により、現在のオシャワ・テックセンターの収容力を超えることになるため、オンタリオ州マーカムに、新たな自動車ソフトウェア開発センターをオープンするという。

 

ソース: GM ‘General Motors Announces Expansion of Connected and Autonomous Vehicle Engineering and Software Development Work in Canada to Reach Approximately 1000 Positions With Oshawa Tech Centre Now at Capacity, GM Will Open New Markham Software Centre this Year’

NVIDIA とニューヨーク大学、共同でディープラーニングを使った自動走行研究を実施

(2016.06.10) us-flag

 

NVIDIAはニューヨーク大学と共同で、自動走行に関する研究コラボレーションを開始することを発表した。研究は、ニュージャージーに新しくオープンしたNVIDIAのオートテックオフィスで実施される。

 

研究チームには、NVIDIAの自動走行チーフアーキテクトUrs Muller氏、ディープラーニングのパイオニアであるニューヨーク大学のYann LeCun教授、NVIDIAの機械学習アドバイザーであり元DARPAプログラムマネージャーのLarry Jackel氏が参加する。

 

この研究では、現在のNVIDIAのラーニングシステムを拡大し、自動走行のあらゆる側面をカバーできるようにすることをめざす。アプローチのキーとなるのは、人の手でプログラミングされているルールや手順の必要を取り除くことだという。

 

ソース: NVIDIA ‘NVIDIA, NYU Join Forces to Use Deep Learning for Autonomous Driving’

オムロン、運転手モニタリング技術を開発

(2016.06.06) jp-flag

 

オムロンは6日、運転手が安全運転に適した状態であるかをモニタリングする車載センサーを開発したことを発表した。

センサーに搭載された「ドライバー運転集中度センシング技術」は、独自の高精度な画像センシング技術に最先端のAI技術「時系列ディープラーニング」を取り入れ、カメラで撮影した映像から、運転手が運転に適した状態かをリアルタイムにレベル分けして判定する。これにより、自動運転と手動運転の安全な切り替えや、運転手の異常発生時に車を安全に停車させるなど、運転手の安全運転を支援することができる。

オムロンはこの技術を搭載した車載センサーを、2019年~2020年に発売される自動運転車などへの採用を目指す。

ソース: オムロン ‘世界初「最先端AIを搭載した車載センサー」を開発’

 

GM、中国で最新のV2Xテクノロジーを披露

(2016.06.07) us-flag china-flag

 

ゼネラル・モーターズは7日、中国・上海にあるナショナル・インテリジェント・コネクテッドカー・テストデモベースにて、交差点衝突アラートや緊急ブレーキアラートを含む最新のV2Xテクノロジーを披露した。

 

このデモベースでは、Wi-FI 、LTE-V、DSRCへのアクセスが完備され、R&D、標準化研究、政策策定の促進、中国におけるコネクテッド・カーテクノロジーのテストおよび認証などが実施される。

 

同施設では現在、29のデモおよびテストプログラムがサポートされており、これには車両衝突アラート、先頭車両ブレーキアラート、歩行者横断アラートなどが含まれる。2017年末までには100以上のプログラムがサポートされる予定。

 

ソース: GM ‘GM Shows Newest Connected Vehicle Technology in China’