ITS / 情報セキュリティ

バックナンバー/2016年5月

ScaniaとEricssonが共同で5Gネットワークを使ったテストを実施

(2016.5.31) eu-flag

 

ScaniaはEricsson Researchの開発する5Gテクノロジーコンポーネントを使ったテストを実施することを発表した。ScaniaのR&D施設に、3つのモバイルベースステーションが設置され、テストネットワークは持続的にアップデートされる。

 

ScaniaのAnders Ställberg氏によると、5Gを使った新しいテストネットワークは、低レイテンシーかつ高帯域幅の、ハイクオリティなモバイルネットワークサービスを可能にし、自動走行や隊列走行において、「優先通信レーン」を提供するという。

 

ソース: Scania ‘Scania links up with Ericsson to test 5G mobile technology’

 

グーグルがミシガンに自動走行技術開発センターを設立

(2016.5.25) us-flag

 

グーグルは25日、米ミシガン州ノバイに自動走行技術開発センターを設立することを発表した。5万3,000スクエアフィートのこのセンターでは、グーグルのエンジニアと地元のパートナーが協力して、自動走行テクノロジーの開発に取り組む。

 

グーグルによると、この地域にはパートナーの多くが拠点を構えており、ここに開発センターを設立することで、ミシガンの優秀な人材へのアクセスやコラボレーションが容易になるという。クライスラーのミニバン、パシフィカ・ハイブリッドをベースにした自動走行車の開発が、このセンターでの最初のタスクになるという。

 

ソース: Google ‘Google Self-Driving Car Project’

動物のように機能する自動走行トラック スウェーデンの大学が開発

(2016.05.25)eu-flag

 

スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームが、生物システムをベースにした自動走行テクノロジーの開発に取り組んでいる。Volvo FH16トラックをベースに開発が行われているこのテクノロジーでは、センサーやカメラを通じて収集した情報をコンバートし、人や動物が五感を通じて世界を解釈するのと同様の方法で状況認識を行う。

 

チームリーダーの Ola Benderius氏によると、「生物システムは我々が知っている最高の自律システム」であり、このシステムデザインを採用することによって、あらゆる状況により適切に対応することができるようになるという。

 

このトラックは28日、オランダのA270モーターウェイで最初のデモ走行を実施する。このデモ走行は「Grand Cooperative Driving Challenge」というEUプロジェクトの枠組みにおいて開催される。

 

ソース: Chalmers ‘Self-driving truck acts like an animal’

トヨタ、日産、ホンダが、伊勢志摩サミットで自動走行車を披露

(2016.5.26)jp-flag

 

26日、G7伊勢志摩サミットのサイドイベントとして、自動走行車・燃料電池自動車のプレゼンテーションおよび、これら自動車の試乗が行われた。サミット会場の志摩観光ホテル敷地内において実施されたこのイベントでは、トヨタ、日産、ホンダの3社が参加した。

 

トヨタは、Lexus LSをベースに自動運転システムUrban Teammateを搭載した新型自動運転実験車を披露。一般道の自動走行に必要となる歩行者、二輪車、障害物を検出可能とするほか、交差点での右左折や信号機認識、道路規制情報に従い走行することを念頭に開発している。そのため、センサーとしてGPSやカメラに加えて、周囲の距離画像計測機能を備える新規開発のSPAD Lidarを新たに搭載。今後は、2015年12月に発表した地図自動生成システムAIなどを追加搭載し、Urban Teammateを常に進化させることで、より複雑な交通環境下で自動運転の実験を実施していく予定。

 

日産はリーフをベースに自動運転技術「プロパイロット」を搭載した車両を披露。この車両には、世界最先端の小型・高性能レーザースキャナーや、遠方までの360度視野を持つ8カメラシステムなどの革新的な自動運転技術を搭載。同社は、2016年に混雑した高速道路上での自動運転技術「プロパイロット1.0」を世界に先駆けて日本市場に導入し、その後、欧州、米国、中国へと導入していく。さらに2018年には、高速道路での車線変更を自動的に行う、複数レーンでの自動運転技術の実用化を目指している。そして2020年までに、交差点を含む一般道での自動運転技術を投入する予定。

 

ホンダは燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」と自動運転車「AUTOMATED DRIVE(オートメイテッド ドライブ)」を提供した。

 

ソース: 外務省 ‘自動走行車・燃料電池自動車プレゼンテーション’

トヨタ ‘トヨタ自動車、伊勢志摩サミットに、一般道での自動運転をめざす新型自動運転実験車(Urban Teammate)を提供’

日産 ‘日産自動車、G7伊勢志摩サミットで自動運転技術「プロパイロット」を披露’

ホンダ ‘G7伊勢志摩サミットに燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」と自動運転車「AUTOMATED DRIVE(オートメイテッド ドライブ)」を提供’

IEEE、「ワイヤレス自動車共存」スタディーグループを設置

(2016.5.24) us-flag

 

IEEEは24日、IEEE 802.19ワイヤレス共存ワーキンググループ(Wireless Coexistence Working Group)が、ワイヤレス自動車共存(Wireless Automotive Coexistence)のスタディーグループを設置したことを発表した。

 

スタディグループのチーフを務める Alaa Mourad氏は、「IEEE802.19ワーキンググループは異なるアンライセンスデバイスのワイヤレススタンダードの共存のためのスタンダード策定に取り組んできた」「しかし、コネクテッドカーが登場し、我々はワイヤレス自動車共存にフォーカスしたスタンダード策定の必要性を感じている」と述べた。

 

このスタディグループは、自動車環境やユースケースにフォーカスし、

  • 2.4GHz および5GHz 周波数帯、
  • IEEE 802.11デバイス間のインターフェース、
  • IEEE 802.11と IEEE 802.15/ Bluetoothデバイス間のインターフェース、
  • IEEE 802.11および IEEE 802.15/ Bluetoothとその他非IEEE 802ワイヤレステクノロジーの共存

について検討を行う。

 

ソース: IEEE Standards Association ‘IEEE Forms a Study Group on Wireless Automotive Coexistence’

トヨタとUberがライドシェアで協業へ

(2016.5.25) jp-flag us-flag

 

トヨタは25日、米配車サービスのUber と、ライドシェア領域における協業を検討する旨の覚書を締結したことを発表した。両社は今後、海外でライドシェアビジネスが拡大している国・地域において、試験的な取り組みを始めながら、協業を模索していく。また、今回の合意を通じ、トヨタファイナンシャルサービス株式会社(TFS)および未来創生ファンドから、Uberに戦略的出資を行う。

 

具体的な取り組みの一つとして、両社は、ユーザーがTFSのリースする車両を使ってUberドライバーとして活動し、それによって得られた収入でリース料を支払うというサービスを構築する。リース期間は、ユーザーのニーズに応じて柔軟に設定可能とする予定。

 

ソース: トヨタ ‘トヨタ自動車、Uber社とライドシェア領域での協業を検討開始’

 

InfineonとImec、79 GHz CMOSレーダーセンサーチップを共同開発へ

(2016.5.24) eu-flag

 

ベルギーに拠点を構えるナノエレクトロニクスの研究施設 Imecとドイツの半導体メーカーInfineonは24日、共同で CMOSセンサーチップの開発に取り組むことを発表した。完全自動走行の実現に向けた重要なステップと位置づけられ、Imecが持つレーダーアプリケーションの高周波システム、回路、アンテナ設計のノウハウと、Infineonのレーダーセンサーチップの知識を活用し、自動車レーダーアプリケーション向けの79 GHz CMOSセンサーチップを開発する。

 

両社はCMOSセンサーチップのサンプルを2016年の第三四半期までに、完全なレーザーシステムのデモンストレーターを2017年初めまでに開発することを目指す。

 

ソース: Infineon ‘Infineon and Imec cooperate on 79 GHz CMOS radar sensor chips for the automotive industry’

 

 

Uber、ピッツバーグで自動走行テストを開始

(2016.05.19)us-flag

 

アメリカの配車サービスUberは、ペンシルベニア州ピッツバーグで自動走行車の公道テストを開始したことを発表した。この車両はハイブリッドのフォード・フージョンをベースに、同社の研究施設Advanced Technologies Centerが開発したもので、レーダーやレーザースキャナー、高精度カメラなどが装備されている。

 

このテストは自動走行テクノロジーの検証を行うと同時に、地図データの収集も行うという。自動走行中も訓練を受けたドライバーが運転席に座り、オペレーションをモニタリングする。

 

ソース: Uber ‘Steel City’s New Wheels’

 

Google, Apple, Tesla出身者による自動走行スタートアップ Otto

(2016.05.16)us-flag

 

Google、Apple、Teslaの 元社員らが立ち上げたスタートアップ企業 Otto は、既存の非自動走行トラックを自動走行トラックへと変えるテクノロジーを開発している。センサーやソフトウェアなどからなる同社の自動走行キットをトラックに取り付ける事によって、安全で効率的な自動走行が可能になるという。

 

現在、研究車両を使ったハイウェイでのテストが実施されており、公道でのデモンストレーションにも成功しているという。

 

 

ソース: Otto ‘Introducing Otto, the startup rethinking commercial trucking’

Acura、第2世代の自動走行開発車両を公開

(2016.5.18) eu-flag

 

ホンダが北米で展開する高級車ブランドAcuraは、第2世代の自動走行開発車両をカリフォルニアで公開した。RLXセダンをベースに、レーダーやLidar、カメラ、GPSセンサーなどが取り付けられ、インテリジェントなソフトウェアアルゴリズムによって複雑なテストシナリオをサポートする。

 

この開発車両は信頼性の高いセンサーフュージョンを可能にするよう設計されており、それぞれのシグナルからの情報を高い正確性を持って検証することができる。車両のテストは、ホンダリサーチインスティテュートUSAによって、サンフランシスコ・ベイエリアにある実験場 GoMentum Stationt にて実施される。

 

ソース: Acura ‘Second Generation Automated Acura RLX Development Vehicle Revealed in California’