ITS / 情報セキュリティ

バックナンバー/2016年3月

トヨタ紡織、自動運転のための情報調査を行うオフィスをシリコンバレーに新設

(2016.3.24) jp-flag us-flag

 

トヨタ紡織は24日、アメリカ・シリコンバレーに新しく「トヨタ紡織アメリカ シリコンバレーオフィス」を設置することを発表した。

 

新オフィスは、「自動運転や移動空間などの先進技術に関する情報調査・分析の強化」を業務内容として、4月より運営を開始する。トヨタ紡織アメリカのR&Dセンター組織として、 トヨタ紡織 日本本社の基礎研究所や、世界各地域に設けるR&Dセンターとも連携する。

 

ソース: トヨタ紡織 ’トヨタ紡織、シリコンバレーオフィスを新設’

TomTom、自動走行車向け高精度マップをカリフォルニア・ネバダに拡大

(2016.3.16) us-flag

 

TomTom は 16日、ネバダ州のすべての州間高速道路とハイウェイをカバーする高精度マップおよびRoadDNA製品のローンチを発表した。また1月に州間高速道路をカバーしたマップがリリースされたカリフォルニア州のカバレッジについても、すべてのハイウェイが追加されたことが発表された。

 

今回の追加リリースにより、同社の高精度マップのカバー距離は合計で68,557km となった。ドイツではすでにアウトバーンネットワークがすべてカバーされている。

 

ソース: TomTom ‘TomTom extends HD Map coverage with California & Nevada

エリクソン、マサチューセッツ工科大と共同で自動走行ソリューションの開発へ

(2016.03.23) eu-flag us-flag

 

スウェーデンの通信機器大手エリクソンは23日、マサチューセッツ工科大学の修士課程プログラム、システムデザイン・マネジメント(SDM)と共同で、同社の「自動走行 ー プレディレクティブモビリティ」プロジェクトのためのソリューションを開発することに合意したと発表した。

 

エリクソンの自動走行プロジェクトは、データとアナリティクスの統合に革新的なソフトウェアアプローチを取ることで、コンテクスト、ドライバープロフィール、ネットワーク認識をより良く理解し、インテリジェントメディアストリーミングのような自動走行車用アプリの実現をサポートする。このプロジェクトにおける課題の一つは、運転手の好みや行動をより良くするためのセキュアなアイデンティティ取得をどのように行うかということであり、SDMのチームがエリクソンと共同で、このアイデンティティモジュールを定義・設計する。

 

ソース: Ericsson ‘Ericsson teams with MIT students on autonomous car innovation’

自動走行ビジネス検討会、「今後の取組方針」を公表 8分野で共同研究

(2016.03.23) jp-flag

 

経済産業省と国土交通省が共同で設置した「自動走行ビジネス検討会」は23日、これまでの議論を踏まえてとりまとめた「今後の取組方針」を公表した。

 

この資料によると、自動走行の将来像の実現を加速するため、 地図、通信、社会受容性、人間工学、機能安全等、 セキュリティ、認識技術、判断技術の8分野を、検討会に参加する各企業が共同で研究する「協調領域」と定めるという。これらの分野において、既存の取組があるものについてはそれを継続、あるいは必要に応じて拡充を関係者に促すとともに、既存の取組が不十分なものについては新たな取組を進める。

 

また国際的なルール(基準・標準)を日本がリードできるよう、基準と標準をつなぐ戦略的な検 討を行う場を設置することや、高度な自動走行の実現に向けて、大学や研究機関の担うべき役割や分野等について引き続き検討し、産学連携を促進することなどが盛り込まれた。

 

ソース: 経済産業省 ’自動走行ビジネス検討会 報告書『今後の取組方針』をとりまとめました’

自動走行を認めるウィーン条約の修正条項が発効

(2016.03.23) eu-flag

 

自動走行車の実現に向けた大きなステップとなるウィーン条約の修正条項が23日、発効した。この条項では、該当技術が国連の車両規制を順守しているか、あるいは運転手がオーバーライドやスイッチオフをすることが可能な場合に限り、運転操作を運転手から車両へ移行する自動走行技術の公道での使用を認める。今回の改正については2014年3月に合意されていた。

 

また規制面における次の主要なステップとして、自動ステアリングシステムに関する技術規定の導入が議論されている。これは特定の運転環境において運転手の監督のもとに車両の制御を引き継ぐシステムなどのことで、車線維持支援システムや自動駐車機能、ハイウェイ・オートパイロットなどが含まれる。

 

さらに、自動ステアリング機能の使用を時速10km未満での走行時に限定している国連規制の撤廃に向けた議論も進行している。2014年から、これらの技術の安全性を確保するために必要な技術要件の評価が専門家によって進められている。この作業は2016年9月には完了する予定で、2017年の自動車基準調和世界フォーラムでの採択を目指している。

 

ソース: UNECE ‘UNECE paves the way for automated driving by updating UN international convention’

ダイムラー、コネクテッドトラックに5億ユーロの投資

(2016.03.21) eu-flag

 

ダイムラーは、トラックのコネクティビティおよびそれに関わる新サービスとデジタルソリューションの創出のため、今後5年間で約5億ユーロの投資を行うことを明らかにした。同社は今後、IAA国際商用車ショー2016を皮切りに新しいテレマティクスサービスを次々に発表し、そのプラットフォームはサードパーティにもアクセス可能なものになるという。

 

また同社は21日、デュッセルドルフ周辺のA52アウトバーンにて、WiFiで接続された3台の自動走行トラックによる隊列走行を披露した。この3台のトラックは、「Highway Pilot Connect」と呼ばれるダイムラーの重量トラック用ハイウェイパイロットシステムにより、空気力学的に最適化された完全自動の隊列を組むことができる。

 

ソース: Daimler ‘Daimler Trucks is connecting its trucks with the internet’

Navyaの自動走行シャトル、仏原子力発電所で運行開始

(2016.3.17) eu-flag

 

フランスのNavya が開発した自動走行シャトルArma が17日、フランス・シヴォーにあるEDFの原子力発電所にて運行を開始した。職員の敷地内の移動用として採用されたもので、6台のシャトルが用意された。これまでのバスが15分おきに運行していたのに対し、この自動走行シャトルでは約3分ほどの待ち時間で利用可能となる。

 

移動にかかる無駄な時間を削減することによって発電所の生産性が向上し、年間で約300万ユーロ近くの節約に繋がると期待されている。

 

ソース: Navya ‘NAVYA’S FLEET OF AUTONOMOUS NAVYA ARMA SHUTTLES IS BEING DEPLOYED TO THE EDF NUCLEAR POWER PLANT IN CIVAUX’

自動車メーカー20社が自動緊急ブレーキ標準装備に合意

(2016.03.17) us-flag

 

アメリカ運輸省の道路交通安全局(NHTSA)と道路安全保険協会(IIHS)は17日、アメリカ自動車市場のシェア99%以上を占める自動車メーカー20社が、2022年9月までに緊急自動ブレーキ(AEB)をすべての新車に標準装備することに合意したと発表した。

 

AEBは運転手に代わって自動でブレーキをかけ、衝突を避けたり衝撃を減らすシステム。レーダーやカメラなどの車載センサーを使って衝突の危険を察知して運転手に警告を発し、運転手が素早く回避行動を取れない場合に自動でブレーキをかける。

 

NHTSAによると、今回の合意により、正式な規制策定プロセスを経るよりも3年早くAEBの標準化が実現するという。IIHSの推定では、この3年間で28,000件の事故を防ぎ、12,000人を負傷の危険から守ることができるという。

 

今回の合意により、2022年9月1日までに、車両総重量8500ポンド以下のすべての軽量自動車(乗用車)とトラックにAEBが標準装備される。車両総重量8501ポンド以上のトラックのAEB標準装備化に関しては、2025年9月1日までに実施される。

 

AEBの標準装備化について、まずは大手10社の間で2015年9月に合意が得られていた

 

合意した自動車メーカーは以下20社。

アウディ

BMW

FCA US LLC (クライスター)

フォード

ゼネラル・モーターズ

ホンダ

ヒュンダイ

ジャガー・ランドローバー

キア

マセラティ

マツダ

メルセデス・ベンツ

三菱自動車

日産

ポルシェ

スバル

テスラモーターズ

トヨタ

フォルクスワーゲン

ボルボ・カーズ USA

 

ソース: NHTSA ‘U.S. DOT and IIHS announce historic commitment of 20 automakers to make automatic emergency braking standard on new vehicles ‘

英財務相、新たな自動走行プログラムを発表 隊列走行トライアルなど

(2016.03.16) eu-flag

 

イギリスのジョージ・オズボーン財務大臣は16日、2016年度の予算案を発表。その中には同国を自動走行・コネクテッドカー開発のグローバルセンターにするためのプログラムが含まれた。

 

発表された予算案によると、イギリス政府は自動走行・コネクテッドカーの分野で以下のことを行うという。

・2017年までに戦略的道路網(交通省が管理する道路網)にて自動走行車のトライアルを実施。

・自動走行車がイングランドの主要道路を走行できるよう、今夏、規制の撤廃に向けて議会と協議。

・1500万ポンドを投じ、ロンドンからドーバーまで続く「コネクテッドコリドー」を建設。ここでは自動車がインフラや他の車両とワイヤレスに通信することが可能となる。

・戦略的道路網にてトラック隊列走行のトライアルを実施。

・M5道路のブリストル・エクセター間にガソリン価格を比較表示するトライアルを、2016年春までに開始。価格競争の促進と利用者の節約に貢献すると期待される。

 

ソース: GOV.UK ‘Budget 2016′

ナチュラリスティックなドライビングを研究する米プロジェクト ウェビナーを開催

(2016.03.09) us-flag

 

アメリカの研究プロジェクトSHRP 2 Naturalistic Driving Study  が、ナチュラリスティックな運転行動に関するウェビナーを開催する。SHRP 2はハイウェイでの事故や混雑の原因を調べるために立ち上げられたプロジェクトで、米運輸省のためにハイウェイの安全、オペレーション、およびプランニングの分野における研究を実施する。

 

ウェビナーはシリーズ形式で複数回実施され、第一回目のウェビナーが4月5日に実施される。このウェブサイトより参加登録が可能。

 

 

ソース: ERTICO ‘Webinar on SHRP 2 Naturalistic Driving Study’

参考: SHRP 2