ITS / 情報セキュリティ

バックナンバー/2016年1月

オランダ WEpods プロジェクト シャトルの運航を開始

(2016.01.28) eu-flag

 

オランダ・ヘルダーラント州で実施されている自動走行シャトルプロジェクト WEpods が28日、ヴァーヘニンゲン大学のキャンパスでシャトルの運航を開始した。このテストフェーズの間に、車両自体の技術面はもちろん、保険や責任、人間行動、法律、道路のマネジメント及び設計などに関わる問題の検証を行う。

 

このテストフェーズが成功すれば、徐々にルートを拡大し、エーデ・ヴァーヘニンゲン駅までの運航を行う。自動走行車がほかの車両も走行する一般道で長期的な運航を行うのは、ヘルダーラント州が初めてとなる。

 

ソース: WEpods ‘Press release: Start tests WEpods’

英GATEwayプロジェクト ヒースローのPRTをもとに自動走行ポッドを開発

(2016.01.29) eu-flag

 

イギリス交通研究所(TRL)が主導するグリニッジの自動走行プロジェクト GATEway は、ヒースロー空港で運航している「Ultra POD」と呼ばれるPRT(パーソナル・ラピッド・トランジット)をベースに、自動走行ポッドを開発することを明らかにした。 新たにプロジェクトに参加したWestfield Sportscars、 Heathrow Enterprises、Oxbotica の3企業が開発を担当する。

 

Ultra PODはヒースロー空港の第5ターミナルで5年前から運航を開始し、これまでに150万人以上が利用した。現在この車両は専用のトラック上しか走行できないが、GATEwayプロジェクトではこれを改良し、専用トラック外でも走行できる自動走行ポッドを開発する。Westfield Sportscars 社がポッドの製造を、Heathrow Enterprises社 がソフトウェア開発を、Oxbotica社がマッピングなどポッドの安全な運航に関わるソリューションの提供をそれぞれ担当する。

 

ソース: TRL ‘Heathrow shuttles “take-off” from Terminal 5′

iMobilityサポート ITS標準化ハンドブックをリリース

(2016.01.04) eu-flag

 

欧州におけるインテリジェントモビリティの導入を支援するiMobilityサポートは4日、新たな成果物として「標準化ハンドブック、標準化活動、およびEU-米国-日本ミッション」を公開した。このハンドブックでは様々なITS標準化委員会やワーキンググループの概要、およびこれらの団体の成果物の状況、さらに標準化コミュニティとどのように協調し標準化動向を把握するか、などについての情報が記載されている。

 

ハンドブックはここから入手可能。

 

ソース: iMobility ‘Standardisation Handbook,Standardisation activities and EU-US-Japan missions – Deliverable now available!’

自動車業界のハイレベルグループ「GEAR 2030」が初会合

(2016.01.26) eu-flag

 

昨年10月の欧州委員会の決定に基づき設立された、自動車業界に関するハイレベルグループ「GEAR 2030」が26日、初めての会合を行った。Elżbieta Bieńkowska欧州委員(域内市場・産業・宇宙・起業・中小企業担当委員)が議長を務め、主要なステークホルダーとともに5人の欧州委員が参加した。

 

参加したERTICO CEO のHermann Meyer氏は、EUに対し、自動車セクターにおいて近年主要なトレンドとなっている自動化や電気化、モビリティ・アズ・ア・サービスといった動きに関する共通のビジョンを策定するよう求めた。また自動走行車やコネクテッドカーを欧州で実装するための大規模パイロットを検討するよう、欧州委員会や加盟国に呼びかけた。

 

GEAR 2030 では、「EUバリューチェーンの適合」「貿易、国際協調、グローバルな競争」「高度自動走行車のためのロードマップ」の3つのエリアにフォーカスした取り組みを行う。

 

ソース: ERTICO ‘ERTICO calls for a large scale pilot on automated and connected vehicles at the launch of GEAR 2030′

欧州連合、C-ITSレポートを発表

(2016.01.21) eu-flag

 

欧州委員会は、産業界や公的機関の代表者らと協議して作成した新たなレポート「C-ITS Platform」を発表した。このレポートは欧州全土でC-ITSを協調導入するためのビジョンを示しており、C-ITSを通じて道路交通が確実にデジタル化の恩恵をうけることを目指す。

 

 

このレポートでは、サイバーセキュリティやデータプライバシーなどの問題に取り組むための具体的な勧告が示されている。またレポートによると、C-ITSは1ユーロの投資に付き3ユーロの社会的利益を生み出すと期待されるという。

 

ソース: European Commission ‘Intelligent Transport: sector issues guidance on how the EU can make the most of connected cars’

オランダの新たな自動走行プロジェクトSafeVRU デルフト工科大や2getthere などが参加

(2016.01.18) eu-flag

 

パーソナル・ラピッド・トランジットなどの自動輸送ソリューションを提供するオランダの2getthere社は、自動走行研究プロジェクト SafeVRU に参加することを発表した。このプロジェクトでは自動走行車と歩行者や自転車などの交通弱者(VRU)とのインタラクションに焦点を当て、VRUの安全を確保するためのセンシング技術の開発や車両制御ストラテジーの策定などを行う。

 

プロジェクトリーダーはデルフト工科大学のRiender Happee教授が務め、2getthere社のほか、アムステルダム大学、TNO、SWOV、NXP、RDW、ヘンダーランド州が参加する。実施期間は2016年から2020年までの4年間を予定している。

 

ソース: 2getthere ‘RESEARCH VULNERABLE ROAD USERS’

Bosch、日本での自動走行テストを開始

(2016.01.22) eu-flag jp-flag

 

Boschは日本の公道での自動走行テストを開始した。テストは栃木県と神奈川県の高速道路、及び塩原と女満別にあるBoschの実験場で実施されている。同社はアメリカとドイツでもすでにテスト走行を実施しており、世界中で2500人のエンジニアが自動走行技術の開発に取り組んでいるという。最初の目標は、高速道路での自動走行を可能にするハイウェイパイロットを2020年までに実現することだという。

 

ソース: Bosch ‘Bosch now conducting tests on roads in Japan’

SAEインターナショナル、自動車サイバーセキュリティのガイドブックを出版

(2016.01.19) us-flag

 

自動車技術の標準化を進める非営利団体SAEインターナショナルは、SAEが推薦する自動車のサイバーセキュリティの実践ガイドラインを記述した初めてのガイドブックをリリースした。このガイドブックは、商品開発の全工程を通じて設計にサイバーセキュリティが組み込まれるよう、共通に構造化されたプロセスを示している。SAEインターナショナルのウェブサイトから購入可能となっている。

 

ソース: SAE International ‘SAE International Publishes First-Ever Guidebook for Vehicle Cybersecurity’

百度の自動走行車、Velodyne LiDAR社のセンサーを搭載

(2016.01.19) china-flag

 

Velodyne LiDAR社は19日、同社のリアルタイムLiDARセンサー HDL-64E 3D を搭載した百度の自動走行車が、18.6マイルの走行テストを成功裏に完了したことを発表した。百度の自動走行車はBMW3シリーズをベースに作られたもので、複雑な道路状況における完全自動走行のデモンストレーションを成功させたのは中国で初めてとなる。

 

ソース: Velodyne LiDAR ‘Velodyne LiDAR Sensor Guides the Way, As Baidu’s Self-Driving Car Hits the Road in Beijing’

英自動車保険会社、自動走行車の実現に向け連携

(2016.01.19) eu-flag

 

イギリスの11の自動車保険会社は19日、イギリス保険協会(Association of British Insurers) および保険業界の自動車研究センター Thatcham Research の主導のもと、自動走行保険会社グループ( Automated Driving Insurer Group)を設立したことを発表した。このグループは、政府とも協力しながら、英国での自動走行車利用の実現に向け、関連する課題、特に保険と責任に関する問題を協議する。

 

参加するのは以下11社。

Admiral, Ageas, Allianz, Aviva, AXA, Co-operative Insurance, Covea, Direct Line Group, LV, Zurich and the Lloyd’s Market.

 

ソース: Association of British Insurers ‘Clearing the way for driverless cars – an insurance commitment’