ITS / 情報セキュリティ

バックナンバー/2016年

BlackBerry、オタワに自動走行開発センターを設立

(2016.12.19) ca-flag

 

BlackBerryは19日、自動走行車およびコネクテッドカー向けのソフトウェアを開発するため、カナダ・オンタリオ州のオタワに Black Berry QNX 自動走行車イノベーションセンター (AVIC)を設立することを発表した。

 

同施設では地元のソフトウェアエンジニアを雇用して独自に開発を進めるほか、官民のパートナーとのコラボレーションも行う。同社はオンタリオ州にて自動走行車の公道テストを実施する許可を当局から得ており、このテストプログラムの支援のほか、ウォータールー大学、 PolySYnc、ルネサスエレクトロニクスと共同で実施する自動走行コンセプトカーの開発が、AVICの最初のプロジェクトとなる。

 

ソース: BlackBerry “BlackBerry Creates Innovation Centre for Connected and Autonomous Vehicles”

 

 

 

東京海上日動、自動走行向けの自動車保険を開発

(2016.11.08) jp-flag

 

東京海上日動火災保険は8日、自動走行を対象とした新たな自動車保険「被害者救済費用等補償特約」を開発したことを発表した。同社の自動車保険契約に自動セットされる形で来年4月から提供が開始される。

 

自動走行システムが関わる交通事故では、事故原因の究明や各関係者の責任の有無および割合の確定などに時間がかかる可能性が想定され、今回の保険はこのような環境下でも迅速な被害者救済を実現することを目的に開発された。

 

ソース:東京海上日動火災保険 “自動車保険「被害者救済費用等補償特約」の開発 “

 

NXPセミコンダクターズ 新たな自動走行向けMCUを発表

(2016.11.07) 

 

オランダの半導体サプライヤー NXPセミコンダクターズは7日、自動走行機能を実現するための新たな自動車レーダーMCU「S32R27」を発表した。

 

S32R27はこれまでの製品の4倍のパフォーマンスを実現し、自動走行アプリケーションの正確性と安全性を向上する。またITSにおいては、歩行者や自転車、バイクをより素早く検出することが可能になる。

 

ソース: NXP ‘NXP Quadruples Computing Power for Automotive Radar to Enable New Range of Semi-Autonomous Capabilities’

5G Americas、V2Xソリューション白書を発表

(2016.11.01) us-flag

 

アメリカの通信業界団体 5G Americas は1日、「V2X Cellular Solutions」と題したV2Xソリューションの技術白書を発表した。この白書には、自動車交通の安全性の向上など、セルラーネットワークを使ったV2Xが社会にもたらす利益やソリューションの概要が記述されている。

 

白書はここから入手可能。

 

ソース: 5G Americas “Vehicles Communicating with Everything – V2X on the Road to Success”

 

Savari 中国での自動走行技術普及に向け上海汽車と提携

(2016.10.25) us-flag china-flag

 

米Savariは25日、同社のV2X通信ソリューションを中国および複数のASEAN加盟国で製造・流通させるため、上海汽車(SAIC) の子会社である SAIC USA とのパートナーシップに合意したことを発表した。

 

このパートナーシップにより、SAICは中国および複数のASEAN加盟国における Savari テクノロジーの代理店となる。すでにShanghai International Automobile Cityと同済大学から注文を受けており、SavariのV2Xソリューションを装備した車両1万台以上を使ったスマートシティプロジェクトが計画されている。

 

ソース: Savari “Savari and SAIC Motors Partner to Bring Self-Driving Car Technology to China”

 

シンガポール 自動走行バスのトライアルを実施

(2016.10.20) 

 

シンガポールの陸上交通局(LTA)と南洋理工大学(NTU)は20日、交通システムの研究プロジェクトで提携したことを発表した。今回の提携では、鉄道ネットワークのリアルタイムモニタリングの共同研究や、完全自動走行バスのトライアルなどが実施される。

 

自動走行トライアルで使用されるテクノロジーはLTAとNTUのエネルギー研究所が共同で開発を行う。2台のハイブリッド自動走行バスが用意され、トライアルはNTUのキャンパスや隣接するクリーン・テック・パークで実施される。

 

ソース: Nanyang Technological University “On the Road to a More Sustainable and Reliable Transport System”

テスラ 全車両に完全自動走行のためのハードウェアを搭載

(2016.10.19) us-flag

 

米テスラ社は19日、今後同社で生産されるすべての車両に完全自動運転のためのハードウェアを搭載すると発表した。

 

モデル3を含む全車両に今後搭載されることになる機器には、クルマから最長250mまで360度の視界を認識可能な8台のサラウンドカメラ、これまでの約2倍の距離にある物体を検出可能な12個の超音波センサー、豪雨や霧のなかでも前方の障害物を検出できるレーダーなどが含まれ、これらのデータは高性能の車載コンピュータで処理される。

 

ソース: Tesla “All Tesla Cars Being Produced Now Have Full Self-Driving Hardware”

中国投資企業がミシガン大学の自動走行開発に$27Mの資金提供

(2016.10.15) us-flag china-flag

 

ミシガン大学は、中国の投資会社 Frontt Capital Managementから2700万ドルの投資を受ける覚書に署名したことを発表した。Frontt は深圳に拠点を構える企業で、中国のインテリジェント自動車産業の発展に焦点を当てた投資を行っている。

 

投資される資金は、ミシガン大学の自動走行車テクノロジー開発プロジェクトをサポートする共同研究センターの設立や、自動走行車向けのテスト場 Mcity のロボティクスラボや車両ガレージの建設などに充てられる。またミシガン大学の研究員は、Font が深圳に建設する自動走行車テスト場の設計を手助けする。

 

ソース: University of Michigan “$27M investment to globalize driverless vehicle research”

デンソーと東芝 画像認識システム向けの人工知能開発で提携

(2016.10.17) jp-flag

 

デンソーと東芝は17日、高度運転支援及び自動走行の実現に向け、画像認識システム向けの人工知能技術の共同開発に基本合意したことを発表した。

 

共同開発するのはDNN-IPと呼ばれる技術で、人の脳の神経回路をモデルとしたアルゴリズムを活用し、人間と同等以上の認識処理を実現することが期待される。DNNを用いた画像認識は、自ら対象物の特徴を抽出し学習することができ、多様な対象物の認識、および検知精度の飛躍的な向上を実現する

 

ソース: デンソー “デンソーと東芝、次世代の画像認識システム向け人工知能技術(Deep Neural Network-IP)の共同開発に合意 ~高度運転支援、自動運転の実現に向け技術開発を加速~”

富士通研究所 世界最高速度で周波数変調可能な車載レーダー向けミリ波CMOS回路を開発

(2016.10.13) jp-flag

 

富士通研究所は13日、世界最高速度で周波数変調可能な車載レーダー向けミリ波CMOS回路を開発したと発表した。自動運転実現のための高精度な監視技術向けに開発されたこの技術は、車載レーダーシステムにおいて自転車と歩行者など速度の異なるターゲットの誤検知を防ぐ方式に対応し、相対速度で時速200kmの検知を可能にする。

 

富士通研究所は今後、車載レーダーの多機能化を実現するための高機能な演算を行うプロセッサなどを集積した、ミリ波CMOSレーダーチップの開発など、さらなる高機能化を進め、2020年以降の実用化を目指す。

 

ソース: 富士通研究所 “世界最高速度で周波数変調可能な車載レーダー向けミリ波CMOS回路を開発”