ITS / 情報セキュリティ

バックナンバー/2015年11月

英交通ユーザーの4割、自動走行車の利用を検討

(2015.11.23) eu-flag

 

イギリスのイノベーションセンター Transport Systems Catapult が実施した調査によると、イギリスの交通ユーザーの39%は、自動走行車が実現した際にはその利用を検討すると回答したという。特に都市に住む若年社会人層に限定すると、62%もの人が自動走行車の利用に前向きだという。この調査で明らかとなった自動走行技術の潜在的な受容度は、予想を大きく上回るものだったという。

 

この調査は英運輸省、ビジネスイノベーション技能省、Innovate UKの支援を得て、旅行者ニーズ研究の一環として実施された。オンラインアンケートとインタビューから成り、車の所有者だけでなく、あらゆる交通ユーザーを対象とした。

 

ソース: Transport System Catapult ‘39% of UK transport users would consider using a driverless car’

HERE、オランダ政府とC-ITSの効率性を共同研究

(2015.11.25) eu-flag

 

地図プロバイダーのHEREとオランダのインフラ・環境省は、セルラーネットワークをベースにした協調ITSが、どのようにオランダの交通問題の解決に寄与するかの実証研究を共同で実施する。この取組は、モビリティ問題の解決を目指すオランダ政府のBeter Benutten (利用最適化)プログラムの一環として要請された。

 

Beter BenuttenのプロジェクトマネージャーであるCaspar de Jonge氏によると、HEREのDTI(デジタル交通インフラ)コンセプトは、既存のセルラー4Gネットワーク技術を活用しており、追加のインフラやオンボードユニットが不要なため、C-ITSの導入コストを抑えることができるという。

 

ソース: HERE 360 ‘HERE plans co-operative transport initiative to tame Dutch traffic’

Continental、歩行者を保護するV2Xテクノロジーを開発

(2015.11.24) eu-flag

 

Continental は、歩行者や自転車などの交通弱者(VRU)を交通事故から保護するための新しいテクノロジーを開発している。この新しい技術では、車と、VRUの持つスマートフォンが、WLANpなどの短距離通信テクノロジーを使ってコミュニケーションし、互いの位置や動きのデータを交換することで衝突の危険性を減らすことができるようになるという。

 

ソース: Continental ‘Vehicle-to-X technology from Continental protects vulnerable road users’

消費者監視団体、NHTSAに対し運転手の安全性を重視した自動走行ポリシーを要請

(2015.11.24) us-flag

 

消費者監視団体 Consumer Watchdog は、アメリカNHTSA(運輸省道路交通安全局)に対し、自動走行車ポリシーの見直しに際して運転手の安全性を重視するよう要請した。Consumer Watchdog は、いかなる自動走行車も、ハンドルやブレーキ、アクセルを装備し、必要に応じて運転手が車をコントロールできるようにしなければならないと主張している。また従来の車に義務付けられている安全装備はすべて、ロボットカーにも装備を義務付けられなければならないとするポリシーの作成を求めた。

 

NHTSA は2013年、各州に対し自動走行車の走行許可をテスト走行に限定するよう勧告するガイダンスを発表したが、アメリカ運輸長官であるアンソニーフォックス氏は先日、この政策のアップデートをNHTSAに要請した。

 

ソース: Consumer Watchdog ‘Consumer Watchdog Calls On NHTSA To Protect Drivers In Its New Robot Car Policy’

ロサンゼルス市長、自動走行車推進のための提携を発表

(2015.11.17) us-flag

 

ロサンゼルスモーターショーでスピーチを行った Eric Garcetti 市長は、ロサンゼルス市、メトロ、カリフォルニア州運輸局からなる交通テクノロジー連合を形成したことを発表した。この連合は、ロサンゼルスのインフラ投資や交通計画において、自動走行車やコネクテッドカーなどの新しいテクノロジーの需要や課題が十分に検討されることを確実にするという。

 

ソース: 

ミシガン大学ら、自動走行車のエネルギー効率を研究

(2015.11.18) us-flag

 

ミシガン大学は、アルゴンヌ国立研究所・アイダホ国立研究所とともに、コネクテッドカーや自動走行車がもたらすエネルギー効率についての研究を実施することを発表した。期間は3年間で、米エネルギー省から270万ドルの資金が提供される。

 

ソース: University of Michigan ‘U-M, two national labs to study energy savings in connected vehicles’

Volvo、新しい自動走行車デザイン 「Concept 26」を発表

(2015.11.18) eu-flag

 

Volvoは新しい自動走行車のデザインを示した「Concept 26」を発表した。26という数字は平均通勤時間の26分を表し、自動走行によってドライバーがこの時間をより有意義に活用できるようになることを目指す。

 

コンセプト26では、Volvoが特許を取得したシートデザインにより、ドライブ、クリエイト、リラックスの3つのモードに合わせて座席位置が移動する。運転を車に任せたいときには、ハンドルが下がり、シートは後方に倒れ、ダッシュボードから大型ディスプレイが現れ、ドライバーは車内で好きなように過ごすことができるようになる。

 

ソース: Volvo ‘Volvo Cars unveils Concept 26, delivering the luxury of time’

Faurecia とスタンフォード大学、自動走行における人の行動研究で連携

(2015.11.13) eu-flag us-flag

 

フランスに拠点を構える大手サプライヤのFaurecia と米スタンフォード大学デザインリサーチセンターは、自動走行車における人の行動の変化を研究するためのパートナーシップを結んだことを発表した。

 

Faurecia とスタンフォードのこれまでの取り組みで見出された課題として、自動走行中にも運転手が運転状況に意識を向け自動・手動への切り替えに対応できるよう注意を保つことや、読書や仕事など、自動走行によって可能となる新しい行動様式に対応すること、また、自動走行中の読書などによって引き起こされる乗り物酔いを緩和するイノベーションなどが挙げられている。

 

ソース: Faurecia ‘Faurecia and Stanford University to explore future of autonomous driving and share research at Connected Car Expo’

国際電気通信連合、自動車レーダー用周波数を承認

(2015.11.17) eu-flag us-flag jp-flag

 

無線通信・電気通信における各国間の標準化を確立する国連の専門機関、国際電気通信連合(ITU)は、短距離高精度自動車レーダー用に79 GHz帯を割り当てることを承認した。この決定は国連総会の要請に答えたもので、これにより自動車業界は、衝突回避のためのレーダーデバイスをグローバルに展開することが可能になるという。

 

ソース: ITU ‘ITU World Radiocommunication Conference approves spectrum for automotive radar’

Volvo、Microsoft と共同で次世代自動車テクノロジーを開発へ

(2015.11.20) eu-flag us-flag

 

VolvoとMicrosoftは共同で、次世代の自動車テクノロジー開発に取り組むことを発表した。共同での取り組みの一つとして、Microsoft のホログラフコンピュータ HoloLensを使ってVolvo の顧客が車のカスタマイズなどを行うことができるテクノロジーが紹介された。

 

 

また両社が協力を進める分野には、自動走行テクノロジーや、コネクテッドカーから取得したデータの利用などが含まれる。

 

ソース: Volvo ‘Volvo Cars to develop next generation automotive technologies with Microsoft’