ITS / 情報セキュリティ

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イギリスの新しい自動走行プロジェクト Atlas 自動ナビのデータ研究 

(2016.2.26)

 

イギリスの政府機関 Innovate UK からの資金提供が決定したプロジェクトAtlasでは、自動ナビゲーションのサポートに必要なデータ要件の調査を行う。このデータは自動走行車の効率的なオペレーションに不可欠なものだという。

 

このプロジェクトの核は、このデータの維持・処理・配布のフィージビリティテストを行うことにある。成功すれば自動走行車やコネクテッドカーの導入を加速させることに繋がると期待される。

 

地図測量機関 のOrdnance Survey がプロジェクトを率い、その他イギリス交通研究所(TRL)、 Satellite Applications Catapult、Sony Europe Ltd、グリニッジ区、GOBOTIX、OxTS がコンソーシアムメンバーとして参加する。プロジェクトは5月1日から開始し、グリニッジにある自動走行車開発施設 UK Smart Mobility Living Lab を利用する。

 

ソース: TRL ‘UK given green light to become world leader in driverless cars’

Samsung, SEAT, SAP の3社がコネクテッドカー開発で提携

(2016.02.20)eu-flag kr.gif

 

VWグループでスペインに拠点を置く自動車メーカーSEATと、韓国のサムスン電子、およびドイツのソフトウェア企業SAPの3社が、コネクテッドカーの開発のための技術アライアンスを形成したことを明らかにした。このアライアンスは、路上における車の接続性とユーザーの安全性を常に保つことを目指し、共同でコネクテッドカーソリューション開発を行う。

 

同アライアンスはバルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレスにて、車から降りることなく駐車場の予約や支払いができるアプリや、物理キーを受け渡しをせずにセキュアに他の人に自分の車を利用する許可を与える「デジタル・キー・シェアリング」などのコンセプトを披露した。

 

 

 

ソース: VW ‘SEAT, SAMSUNG and SAP join forces to develop the “connected car” of the future’

欧州委員会と5G PPP が5Gインフラに関する白書を発表

(2016.02.22) eu-flag

 

バルセロナで開催中のモバイル・ワールド・コングレス2016にて、欧州委員会と5Gインフラ官民パートナーシップ(5G PPP)が、「5G Empowering Vertical Industries」と題された白書を発表した。この白書では、5Gネットワークインフラがどのように社会や経済のデジタル化を実現し、自動車や交通、ヘルスケア、エネルギー、製造、メディア、エンターテイメントなどの分野に第4次産業革命をもたらすかが概観されている。

 

この白書で示された主な結論は以下。

・5G はネットワークをインテリジェントな統合フラットフォームへと変容させ、またベンダーやオペレーター、バーティカル市場間の関係を強固にすることによって、新たなビジネスモデルやバリュープロポジションへの道を開く。

・5Gはまた、異なる実現技術をシームレスに統合する。

・2020年までに欧州のバーティカル市場にむけて5Gを配備することを重要な目標とすべき。

・レーテンシー(5ms未満)、信頼性(99.999%以上)、密度(最大100 devices/m2)、ピークターミナルデータレートなどが5Gが達成しなければならない重要なパフォーマンスターゲット。

・バーティカル市場のユースケースに由来する要件を検討することの優先度は高く、5G標準化プロセスの早い段階で考慮されるべき。

・スペクトルに関する優先事項の見極めの際には、バーティカルユースケースを十分に考慮すべき。

 

白書はここから入手可能。

 

ソース: 5G PPP ‘5G KEY TO REVOLUTIONIZING INDUSTRY AND SOCIETY’ 

 

デンソーとNTTドコモ、ADASと自動走行開発で協力

(2016.2.22) jp-flag

 

デンソーとNTTドコモは22日、ADASや自動走行技術の実現に向け、LTEや次世代移動通信システム5Gを利用した車両制御システムの研究開発で協力することに合意した。具体的には、高速道路での合流や、見通しの悪い都市部の交差点等での、LTEや5Gを利用した車両制御システムの活用を想定し、シミュレータを用いた評価や、車両を利用した実験の実施を検討している。

 

また5Gに関し、NTTドコモは、韓国の通信事業者であるKTとSK Telecom、およびアメリカのVerizon Communicationsとともに、「5G Open Trial Specification Alliance」の立ち上げに向けて協力していくことにも合意したと発表した。このアライアンスは、5Gの実証実験をおこなっている世界各国の団体や企業の協力を促進し、実証実験の共通の仕様を策定することで、5Gの開発を効率的に進めていくことを目的とする。

 

ソース:NTTドコモ ‘デンソーとNTTドコモ、高度運転支援と自動運転技術の実現に向けた研究開発の協力に合意
-LTEや5Gを利用した車両制御システムの研究開発-‘

NTTドコモ ‘KT、NTTドコモ、SK TelecomおよびVerizonが「5G Open Trial Specification Alliance」の立ち上げに向け合意’

 

世界初のモビリティ・アズ・ア・サービス企業 MaaS Finland

(2016.02.09) eu-flag

 

世界初のモビリティ・アズ・ア・サービス企業 MaaS Finland が2月1日オペレーションを開始し、プライベートの投資機関やフィンランド技術庁から220万ユーロの資金を調達した。

 

MaaS Finland は交通サービスプロバイダー、ユーザーおよびサードパーティを結ぶオペレーターとなることを目指している。同社のシステムは、あらゆる既存の交通サービスを、「シングルチケットの原則」に基づき、一つのモバイルアプリに統合し、各利用者に最適な交通プランを作成する。

 

ソース: MaaS Finland ‘MaaS Finland to revolutionize the global transportation market’

イギリスの新プロジェクト「UK-CITE」 公道でのV2Xシステムのテストを可能に

(2016.02.01) eu-flag

 

イギリス政府機関 Innovate UKから£3.41Mの資金提供が発表された自動走行プロジェクト「UK-CITE」では、公道でのV2X通信のテストを可能にする全長41マイルのテストコリドーの構築が行われる。プロジェクト期間は3年間で、コベントリー〜ソリフル周辺の道路に新しい通信機器を設置し、最大100台のコネクテッド・自動走行車(CAV)を使った車車間・路車間通信のテストを実施できるようにする。

 

このプロジェクトでは主に、4GベースのLTE、DSRC、LTE-V、ローカルWifiホットスポットの4つのコネクティビティテクノロジーをテストする。コンソーシアムのメンバーは Jaguar Land Rover, Visteon, Siemens, Coventry City Council, WMG, University of Warwick, HORIBA MIRA, Coventry University, Vodafone。

 

ソース: Jaguar Land Rover ‘Jaguar Land Rover to Road Test Future Technology on the UK’s First Connected Corridor’

 

イギリスの新プロジェクト 「i-Motors」 V2Xの標準化を狙う

(2016.02.02) eu-flag

 

イギリスのソフトウェア開発企業Control F1が主導する新たな自動走行プロジェクト「i-Motors」では、ノッティンガム大学らとともに、生産国やメーカーの異なる車両がデータを通信し蓄積することを可能にするモバイルプラットフォームの構築に取り組み、V2X通信のユニバーサルスタンダードの策定を目指す。

 

このプロジェクトにはイギリス政府機関である Innovate UK から£1.3M の資金が提供される。Control F1、ノッティンガム大学のほか、交通マネジメントのスペシャリスト InfoHub Ltd、リモートセンシングのエキスパート Head Communications社 、ITコンサルタントのHuduma社がプロジェクトに参加する。

 

またこのプロジェクトは、ノッティンガム、コベントリー、シェフィールドの3市で最初のパイロットの実施を計画している。

 

ソース:Control F1 ‘i-Motors receives £1.3m from Innovate UK’

英政府 新たに8つの自動走行プロジェクトに資金提供

(2016.02.01) eu-flag

 

イギリス政府は1日、自動走行に関する8つの新たなプロジェクトに総額2千万ポンドの資金を提供することを発表した。この資金は、イギリス政府が用意した1億ポンドのインテリジェントモビリティファンドから拠出される。

 

選ばれたのは以下8つのプロジェクト。

1. UK Connected Intelligent Transport Environment (UKCITE):コネクテッドカーおよび自動走行車(CAV)のための先進的なテスト環境を構築。

2. Insight:先進センサーとコントロールシステムを有する自動走行シャトルの開発と、都市歩行者エリアでのトライアル。

3. Tools for autonomous logistics operations and management: 交通モデラーとコンピュータゲーム業界のコラボレーションによる新たなモデリングの開発と、CAVの投資対効果向上。

4. FLOURISH: CAVに関するユーザーのニーズと期待をよりよく理解するためのツール開発。

5. MOVE-UK: 自動走行システムの開発、市場準備、実装の加速にフォーカス。

6. INnovative Testing of Autonomous Control Techniques (INTACT): 自動制御システムのテスト・評価にかかるコストを削減。

7. Pathway to Autonomous Commercial Vehicles: 車両からの情報をモニタリングし、分析をもとにセーフティリスクを予測するソリューションの開発。

8. i-MOTORS – Intelligent Mobility for Future Cities Transport Systems: モバイルプラットフォームを通じたV2Xシステムの開発。

 

ソース: GOV.UK ‘Driverless cars technology receives £20 million boost’

 

iMobilityサポート ITS標準化ハンドブックをリリース

(2016.01.04) eu-flag

 

欧州におけるインテリジェントモビリティの導入を支援するiMobilityサポートは4日、新たな成果物として「標準化ハンドブック、標準化活動、およびEU-米国-日本ミッション」を公開した。このハンドブックでは様々なITS標準化委員会やワーキンググループの概要、およびこれらの団体の成果物の状況、さらに標準化コミュニティとどのように協調し標準化動向を把握するか、などについての情報が記載されている。

 

ハンドブックはここから入手可能。

 

ソース: iMobility ‘Standardisation Handbook,Standardisation activities and EU-US-Japan missions – Deliverable now available!’

自動車業界のハイレベルグループ「GEAR 2030」が初会合

(2016.01.26) eu-flag

 

昨年10月の欧州委員会の決定に基づき設立された、自動車業界に関するハイレベルグループ「GEAR 2030」が26日、初めての会合を行った。Elżbieta Bieńkowska欧州委員(域内市場・産業・宇宙・起業・中小企業担当委員)が議長を務め、主要なステークホルダーとともに5人の欧州委員が参加した。

 

参加したERTICO CEO のHermann Meyer氏は、EUに対し、自動車セクターにおいて近年主要なトレンドとなっている自動化や電気化、モビリティ・アズ・ア・サービスといった動きに関する共通のビジョンを策定するよう求めた。また自動走行車やコネクテッドカーを欧州で実装するための大規模パイロットを検討するよう、欧州委員会や加盟国に呼びかけた。

 

GEAR 2030 では、「EUバリューチェーンの適合」「貿易、国際協調、グローバルな競争」「高度自動走行車のためのロードマップ」の3つのエリアにフォーカスした取り組みを行う。

 

ソース: ERTICO ‘ERTICO calls for a large scale pilot on automated and connected vehicles at the launch of GEAR 2030′