Gnomeware™とは
ターゲットの"C記述"から、Soft部 vs Hard部のConfigurationを自由に調整した専用プロセッサASIP(application specific instruction-set processor)を短期間で設計・開発するための、ハードウエアIP群「VUPU® *1 」と設計ツール群「CtoSilicon® *2」の総称です。
Gnomeware = VUPU® (ハードウエアIP群) + CtoSilicon® (設計ツール群)
VUPU®:ハードウエアIP群
高性能かつコンパクトなコンフィギャラブル・プロセッサ「PU」(32bit版,16bit版)と、プロセッサをアプリケーション用に性能チューニングするためのIPライブラリ「VU」(演算器IPライブラリ,関数IPライブラリ,AMBAバスI/F IPライブラリ)が用意されています。VU、PU共にシリコンテクノロジ非依存です。
- 「PU」コンフィギャラブル・プロセッサIP (RTL):
- 32bitプロセッサ:「P4」
- 16bitプロセッサ:「P0」,「P3」
- 演算器IPライブラリ (RTL):
- 32bit固定小数点乗算,32bit固定小数点除算,32bitモジュロ,etc.
- 関数IPライブラリ (RTL):
- Looped Sum of Product,1024point FFT/iFFT,etc.
- AMBAバスI/F IPライブラリ (RTL):
- AHBバスブリッジ (マスター/スレーブ),AHBバス マスター/スレーブコントローラ,FDMAC,etc.
CtoSilicon®:設計ツール群
ANSI-Cで記述された設計(仕様)をPUでインプリメント・検証するための基本ツール(コンパイラ,リンカ,ISS,デバッガ等)と、効率的なアプリケーション用性能チューニングを可能とするプロファイラが提供されます。
- Cコンパイラ
- ISS
- プロファイラ
- アセンブラ
- デバッガ
- RTLリンカ
Gnomewareの特徴
- 設計開発期間を約1/10に短縮 (Hard-Wiredでの設計との比較)
- HW/SWの比率を自由に決定可能
- 柔軟な性能/コストのトレードオフ
- HW/SWの切り分けを支援・試行する開発環境を提供アセンブラ
- 仕様変更への対応が容易
- 高位設計資産としての再利用化を実現(シリコンテクノロジ非依存)
- FPGAによる実現も容易 ⇒ Early Prototyping用途
- コンパクトかつ高性能なプロセッサIP
- 約250MHzで動作可。P4:59.4Kgate,P3:29.7Kgate,P0:17.6Kgate
Gnomewareが得意とする領域
- 新しい仕様や規格に対応したLSIの早期開発
- 例えば、Draft版の通信規格や画像処理規格を取り入れたLSIを早期に開発するケースで有効です。Gnomewareの場合、規格がFIXしていない機能に関してはソフトウェアで対応しておくことで容易に機能変更が可能となります。
- ライフサイクルが短い機器向けのLSI開発
- Gnomewareの場合、製品のバージョンアップ等にソフトウェア部を変更することで柔軟に対応可能です。
- 低消費電力が求められる機器向けのLSI開発
- 高速処理が必要だが、消費電力も下げたい機器を開発するケースで有効です。
Gnomewareの場合、高速処理機能は専用ハードウェアに実行させることが可能です。そのため、CPUのクロックを上げることなく高速処理を実行可能です。
- 高速処理が必要だが、消費電力も下げたい機器を開発するケースで有効です。
豊富な採用実績
Gnomewareは各社の携帯端末、カムコーダ等のLSIに採用され、多数が出荷されています。


